固定電話をスマホで使えるようになるサービスの特徴
スマホが普及してからすでに10年以上が経過していますが、固定電話をスマホで受けたりかけたりできる時代になってきました。固定電話は家の中でないと使えないという時代ではなく、外出先でも電話に出たり、固定電話の番号で相手にかけたりすることが可能となっています。
今、固定電話回線があるけどあまり使っていないという方は、固定電話の電話代をもったいないと感じていらっしゃるかと思いますが、スマホで固定電話を使えるようにすることで、お得な料金で電話をかけることが可能になります。
ここでは、スマホを使って固定電話番号を利用できるサービスを紹介していますので、サービスの比較・検討にぜひお役立てください。
スマホ固定電話番号アプリについて
固定電話番号をスマホで使えるようにするためには何が必要でしょうか。簡単に言ってしまうと、スマホさえあれば利用することができます。
スマホは従来通り使える
もちろんスマホで固定電話を使えるようにしても、スマホは従来通りに使用することができます。スマホの機能に固定電話が利用できる機能がプラスされた、という認識で良いと思います。
元々のスマホの機能は保ちつつ、固定電話での通話が可能となります。固定電話の番号に着信がきたら子機のような形で利用することができるということになります。
家の中でも外出先でも固定電話の番号にかかってきた電話の対応が可能になります。
アプリをダウンロードするだけ
始め方はとても簡単で、サービスを提供している企業が開発しているアプリをダウンロードして設定をすればよいだけです。
特別な何かを購入しなくてもお使いのスマホがあれば利用することができるので、大変便利ですしコストもかかりません。しかも申し込み手続きもサービスによってはわずか10分程度ででき、その日から使用できるようになります。面倒な工事や設定などは一切ありません。
海外でも使える
また、スマホアプリでは1対多数での通話も可能になりますので、会社での打ち合わせや会議をする際など、複数人での会話が必要な際に便利です。
メンバーが海外支社などに勤務されていても大丈夫です。企業によってサービス内容は多少の違いがありますが、登録している固定回線の電話番号が日本国内のため通話料金は国内通話料金となり、内線電話として使用すれば通話料は無料になります。コスト削減にも大いに役立つと言えるでしょう。
このように、スマホにアプリをダウンロードして設定することで、自宅でも外出先で固定電話番号を使用できるようになります。また、内線電話のように無料通話ができたり、日本にいても海外にいても国内通話として発信することもできます。
転送サービスとの違い
固定電話番号をスマホで利用できるアプリと転送サービスではどのような違いがあるのか分かりやすく解説していきたいと思います。
転送料金が発生しない
外出先で電話に対応できるところは同じですが、転送サービスの場合は固定電話から転送先の電話に繋げるまでの料金が発生しています。
しかし、スマホにアプリをダウンロードすれば、スマホ自体が固定電話番号にかかった電話を受電するため料金は発生しません。ここが画期的かつ大きな違いと言えるでしょう。
固定電話番号が表示される
外出先から折り返し電話をする場合も、転送サービスの場合は転送先の携帯の電話番号からの発信になりますが、スマホを利用する場合は固定電話の番号で折り返しの電話をすることができます。
機能のオンオフ設定が不要
転送サービスでは、転送機能のオンオフ設定を手動で切り替える必要があります。一日中社内にいて仕事をされている方は切り替えの必要はあまりないですが、営業職の方などは外出の度に切り替える手間があり、うっかり忘れていたりすると大事な電話にでられないリスクもあります。
スマホアプリの場合は、そのような切り替え作業がなく、いつでもかかってきた電話に対応ができます。
複数端末で利用できる
転送サービスの場合は1つの携帯電話にしか転送できません。 スマホアプリの場合は、かかってきた電話を複数のスマホで同時に受電できますので、複数人で電話の対応が可能です。