スマホで市外局番つきの固定電話番号を使って発着信できることをご存知ですか?
「固定電話=屋内」という時代は終わりを告げ、今では場所を問わずスマホからでも発着信できる「クラウドPBX(固定電話アプリ)」が登場しています。
とくに、コロナの影響でテレワークが普及するにつれて、クラウドPBX(固定電話アプリ)のニーズも急増しているようです。
このサイトでは、クラウドPBX(固定電話アプリ)とはどのようなサービスなのか、メリット・デメリットを比較しながら分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
スマホでも固定電話番号で発着信できる!
長らく「固定電話=屋内限定」という方程式が常識となっていました。
しかし、通信サービスは多様化の時代を迎えており、今ではスマホからでも固定電話番号を使って発着信できるサービスが登場しています。
その背景に存在しているのが「固定電話が持ち歩けたら便利なのに…」「スマホにビジネスフォンと同等の機能を搭載させたい!」といったユーザーニーズです。
当サイトでは、スマホを使って固定電話番号を利用できるサービスをご紹介しております。
ご興味のある方は、ぜひサービスの比較・検討にお役立てください。
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固定電話VSスマホ!メリット・デメリットを比較
携帯電話の便利さに慣れている世代にとって、既存の固定電話は「使い勝手の悪い通信手段」と認識されているようです。
とくに、コロナの影響で働き方に柔軟性が求められる今の時代に起業する方にとってはなおさらでしょう。
そもそも、なぜ既存の固定電話では現代の働き方に対応しきれないのか、その理由はスマホに比べてさまざまな面でデメリットが目立っているからです。
そこでここからは、下記7項目について固定電話とスマートフォンを比較してみました。
項目 | 固定電話 | スマートフォン |
---|---|---|
導入方法 | × 工事が必要 | ◎ 工事が不要で即日OK |
社会的信用 | ◎ 所在地が担保されている分、高い | × 所在地の確証がない分低い |
災害時 | ○ 電源さえ確保できれば繋がり易い | △ 回線が混み合っていると繋がりにくい |
利便性 | × 屋内でしか使えない | ◎ 場所を問わず使える |
固定費 | × 利用頻度に対して割高 | ◎ 全ての機能を踏まえると割安 |
通話料金 | × 距離が遠くなるほど高額になる | ◎ 無料のプランあり |
迷惑電話 | × 営業や詐欺などに狙われやすい | ◎ ターゲットになりにくい |
上記の結果から、スマホの方が固定電話よりメリットが多いのは一目瞭然。
言い換えれば、スマホで固定電話が操作できればすべての問題は解決するのです。
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携帯番号はビジネスに不適切?7つのリスクとは?
前述した通り、スマホの方が固定電話より便利なのは明らかですが、だからといって固定電話番号を安易に手放すのはおすすめできません。
とくに、固定電話の必要性は家庭用よりも法人の方が高いのが実情です。
なぜなら、ビジネスシーンでは携帯電話番号よりも固定電話番号の方が適しているから。
実際、携帯番号をビジネス用として使用すると、下記のようなリスクが伴います。
▼携帯番号をビジネス利用するリスク
- クライアントや取引先から「架空オフィスでは?」と疑われる
- 携帯番号で「法人口座」が開設できる金融機関は、ほぼない
- 携帯番号で「融資」が受けられる金融機関は、ほぼない
- 事業拡大につき後から固定電話を追加すると、登記変更が面倒
- スマホを紛失した際、個人情報の漏えいリスクが高い
- 就業時間外の対応を余儀なくされる
- スタッフ間の通話が有料になる
起業時には固定電話を引かずスマホだけで対応していたものの、上記のような問題に直面した結果、後から固定電話番号を取得したという方も珍しくありません。
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スマホを固定電話として使う3つの方法
結論から言うと、スマホを固定電話として使うには主に以下3つの方法がありますが、最も利便性が高いのは唯一「受信」と「発信」の両方が可能な「クラウドPBX(固定電話アプリ)」です。
- スマホへの転送機能付き固定電話機:受信のみ
- 固定電話キャリア(NTT・ソフトバンク・KDD)の転送サービス:受信のみ
- 固定電話アプリ(クラウドPBX):受信も発信もOK
なお、以下の記事では上記3つの方法について詳しいメリット・デメリットを解説しておりますので、ぜひご一読ください。
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クラウドPBX(固定電話アプリ)のメリット11選
外出先でも対応できるという共通点から、「クラウドPBX(固定電話アプリ)」と「転送サービス」を混同されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、両者には明確な違いがあり、固定電話アプリの方が転送電話よりも現代のビジネスシーンにマッチしているのです。
事実、クラウドPBX(固定電話アプリ)には転送サービスにはない以下の優位点があります。
▼「クラウドPBX(固定電話アプリ)」方が優れている理由
- スマホだけで市外局番つき電話番号が取得できる
- 外出中でもスマホから固定電話番号で発着信が可能
- 携帯番号との使い分けも簡単
- 1つの番号を複数端末で共有できる
- 「1対多数」での通話も可能
- ビジネスフォン並みの機能
- 手軽に導入できる
- 転送料金が無料の内線通話になる
- 海外からでも割安で使える
- 省スペース化
- リモートワークに最適
では早速、順番に見ていきましょう。
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スマホだけで市外局番つき電話番号が取得できる
最大のメリットは、何と言ってもスマホしか持っていない人でも市外局番つきの固定電話番号を新たに取得できる、という点でしょう。
つまり、固定電話アプリは電話回線を建物内に引き入れる工事が不要なので、起業時だけでなくオフィスを移転する際もムダな導入費用の支払いが発生しません。
メジャーな固定電話アプリなら番号ポータビリティーにも対応していますので、手持ちの電話番号を変更する必要もありませんが、サービスの提供エリアは「首都圏特化型」から「全国網羅型」まで、アプリによって異なっています。
出勤スタイルからリモートワークに移行したように、変化する働き方に合わせて柔軟に対応するには全国シェアの固定電話アプリが最もおすすめです。
外出中でもスマホから固定電話番号で発着信が可能
利便性が向上する最大の要因は、たとえ外出中でもスマホで固定電話番号の発着信ができるという点でしょう。
スマホを固定電話のコードレス子機として持ち歩くと言った方がイメージしやすいかもしれません。
手持ちのスマホで受信できるので「取り次ぎのミスが減った!」「折り返す手間が省ける分、業務効率がアップした!」と利用者の評判も上々です。
在宅ワーク中の社員が自宅から会社の代表番号で発信できるのも、固定電話アプリならではの強みと言えるでしょう。
こちらから発信すると相手のディスプレイに市外局番つきの電話番号が表示されるので、携帯番号のように「架空オフィスでは?」と不信がられる心配もありません。
1人暮らしの就活生にとっても、応募した企業からの連絡を逃すリスクが避けられるのは、大きな安心材料になります。
携帯番号との使い分けも簡単
スマホで固定電話番号を扱えるようにした後も、携帯番号は従来通りに使用することができます。
固定電話が利用できる機能がスマホにプラスされるイメージです。
本来のスマホ機能を保ちつつ固定電話番号での通話が可能になるので、2台持ちの煩わしさから解放されるのも魅力の1つ。
手作業で切り替え設定をしなくても、自動で携帯番号と固定電話番号が1台のスマホで使い分けられるようになっています。
もちろん、呼び出し音の使い分けも可能です。
1つの番号を複数端末で共有できる
5つ目のメリットは、1つの電話番号を複数かつ多種多用なデバイスで共有できるという点です。
スマホはもちろん置き型電話機・タブレット・PC、サービスによってはFAXや複合機と連動させることもできます。
▼固定電話アプリの導入例
- 大規模コールセンター:複数の端末で、一斉に呼び鈴を鳴らす
- テレワーク:当番日ごとに、各スタッフが自宅で会社の代表電話を受信する
「1対多数」での通話も可能
単純に通話するだけなら、従来の転送サービスでも最低限の対応はできるでしょう。
ただし、転送サービスはあくまで「1対1」の通話が大前提。
テレワークやオンライン化などが当たり前になった現代では、より便利な「1対多数」通話のニーズが急増しています。
だからこそ、Zoomやスカイプのように「1対多数」での通話機能を搭載した固定電話アプリが人気を集めているのでしょう。
クライアントとの打ち合わせやグループミーティング、社内会議など複数人で会話できる分、業務の効率化が図れます。
ビジネスフォン並みの機能
初期の固定電話アプリは通話機能だけに特化していたため、主に個人宅用として利用されていました。
しかし、コロナ過でビジネス形態が変化し、テレワークやオンライン会議がデフォルトになって以降は、むしろ法人ユーザーの方が急激に増加しています。
その背景にあるのが、「ビジネスフォン並みの機能」を備えた固定電話アプリの台頭です。
▼固定電話アプリで使えるビジネス機能の一例
- 転送ミスを防ぐ「パーク保留」
- 営業時間や休日を告知する「時間外アナウンス」
- データによる「FAXの送受信」
- 在宅勤務に最適な「労務管理システム」
これだけの機能が利用できるのですから、フリーランスや個人事業主はもちろん大規模コールセンターで固定電話アプリが導入されているのは当然かもしれません。
手軽に導入できる
なぜクラウドPBX(固定電話アプリ)は、従来の固定電話よりも手軽に導入できるのでしょうか。
その理由として、以下の3点が挙げられます。
- 屋外からの導入工事が不要
- 屋内配線工事が不要
- ビジネスフォンを購入する必要がない
- 社用携帯を配布する必要がない
クラウドPBX(固定電話アプリ)は、スタッフがプライベートで使用している手持ちのスマホを活用する通信システムです。
屋内外を問わず導入時の工事が不要なうえ、高額な通信機材を買い揃える必要がない分、従来の固定電話よりも手間・コストの負担がはるかに軽くて済みます。
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転送料金が無料の内線通話になる
固定電話の通信キャリアが提供している転送サービスは、たとえセールスのような迷惑電話であっても受信者側が転送時の通話料金を負担しなければなりません。
加えて、月額オプション料金も発生するため、コスト面で不満を抱えている方も多い用です。
その点、クラウドPBX(固定電話アプリ)なら事前に登録しておいたデバイス同士の通話が無料の内線扱いになります。
また、ほとんどのサービスでは最初から基本プランに転送機能が含まれているため、別途月額オプション料金を支払う必要もありません。
これだけコスパが高いのですから、通信料金が大幅に削減できるのも当然でしょう。
海外からでも割安で使える
固定電話アプリでは端末同士の通話が内線として扱われるため、通話料金が発生しません。
しかも、一部のアプリに限っては国内に限らず「海外」も無料内線の対象に含まれています。
一例として、「03plus」の通話料金について見てみましょう。
▼「03plus」の通話料金
- 登録済みの端末同士(国内から国内へ発信):無料
- 登録済みの端末同士(海外から国内へ発信):無料
- 登録済みの端末から第三者への発信(国内から国内へ発信):ひかり電話の国内料金と同じ
- 登録済みの端末から第三者への発信(海外から国内へ発信):ひかり電話の国内料金と同じ
「個人輸入業者」や「海外に支社を構えている企業」の多くが、固定電話アプリを導入した目的として国際電話の費用削減を挙げています。
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省スペース化
省スペース化に繋がるのも、クラウドPBX(固定電話アプリ)ならではの大きなメリットでしょう。
前述した通り、クラウドPBX(固定電話アプリ)は手持ちのスマホがビジネスフォンに早変わりする通信サービスです。
デスク周りがすっきり片付くため、個別の机を配置しないオープンスタイルのオフィスにリノベーションすることも、小規模なオフィスに移転することも不可能ではありません。
リモートワークに最適
クラウドPBX(固定電話アプリ)がテレワークを導入している企業に選ばれている最大の理由は、何と言っても場所を問わず複数の端末に転送できるからでしょう。
そもそも転送サービスは、あらかじめ設定しておいた特定(1つ)の携帯電話にしか転送できません。
これに対し、固定電話アプリならスタッフが異なる場所に居ようと複数のスマホで同時に呼び鈴が鳴るため、手が空いている人が対応できます。
もちろん受信するスマホを1つに限定すれば、月曜日は渋谷区に住むAさん、火曜日は足立区に住むBさんなど、会社の電話番を当番制にすることも可能です。
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クラウドPBX(固定電話アプリ)のデメリット4選
何かとメリットばかりが注目されがちなクラウドPBX(固定電話アプリ)ですが、以下のようなデメリットがあることも把握しておきましょう。
- 通話品質がネット環境に左右される
- 「110」など発信できない番号がある
- 情報セキュリティ対策が必須
- プライベートとの区別がつきにくい
ここからは、上記のデメリットについて個別に解説していきます。
通話品質がネット環境に左右される
クラウドPBX(固定電話アプリ)は、インターネット回線を介して通話するIP電話型の通信サービスです。
安定したネット環境下であれば問題なく通話できますが、スマホのキャリアや公衆Wi-Fiなどのネット環境が不安定な場合は、通話品質が低下する恐れがあります。
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「110」など発信できない番号がある
クラウドPBX(固定電話アプリ)からは、直接「110」や「119」といった緊急ダイヤルへ発信することができません。
緊急ダイヤルにかける場合は、モバイルデータに切り替えてから携帯番号を使って発信しましょう。
情報セキュリティ対策が必須
インターネット回線を介して通話する以上、情報漏洩を防ぐには徹底したセキュリティ対策が欠かせません。
とくに、従業員が所有しているプライベート用のスマホにアプリをダウンロードし、会社の固定電話として転用する場合は尚更です。
たとえば、以下のような徹底したセキュリティ対策を講じておきましょう。
- 万全なセキュリティ対策が備わっているクラウドPBX(固定電話アプリ)を選ぶ
- セキュリティシステムは、常に最新版へアップデートする
- 従業員に対して、定期的にセキュリティに関する研修を行う
- スマホやWiーFiルーターなどの「IDとパスワード」を適切に管理する
プライベートとの区別がつきにくい
仕事とプライベートの区別が曖昧になりがちなのも、クラウドPBX(固定電話アプリ)を使用する代表的なデメリットです。
以下のような対策を講じて、あらかじめオーバーワークを予防しておきましょう。
- 業務時間外の電話対応について、社内ルールを作る
- 勤怠管理を「見える化」する
おすすめのサービスをご紹介!
働き方が多様化するにつれて、通信サービスも進化を遂げています。
こういった背景から登場したのが、クラウドPBX(固定電話アプリ)などの新しい通信サービスです。
そこでこのサイトでは、以下のようなトピックを中心にお役立ち情報をお届けしております。
- クラウドPBX(固定電話アプリ)など、新しい通信サービスの紹介
- 使わなくなった古いスマホの活用術
- スマホを固定電話化する方法
- 固定電話の問題解決
従来の通話サービスに不便を感じている方は、ぜひ本サイトでご紹介している情報をお役立てください。
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