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03plus
03plusは、株式会社グラントンが提供する固定電話アプリです。このアプリを利用することで、スマホで固定電話の番号が使えるようになります。03plusは類似のアプリケーションと比較してもサービス内容が充実していて、特に企業での利用に適しています。このサービスを利用している電話機ごとに直通番号が与えられるのはもちろん、複数人で共有できる代表番号の追加や、時間外対応の自動案内音声の利用もできます。また、サービス対応エリアが全国に広がっているのも嬉しいポイントですね。
小中学生向けの個人塾を経営しています。固定電話番号は信頼を得るために必須だと思い用意していましたが、やはりコスト面が気になっていました。03plusは、固定電話の信頼を得られるだけでなく、月々の支払いがぐんと減ります!塾の不在時にも受けられるので、とにかく便利です。
オフィスの電話に出るために、営業時間中はスタッフのお昼もローテーションにしていました。しかし03番号を携帯で受信でき、尚且つ複数人で共有できるアプリがあると知り、すぐに導入しました。スタッフの評判もよく、費用も安くなり助かってます。
これまでは海外取引もあってFAXが必要だったため固定電話を引いていたのですが、国内ビジネスのみになったのでもう不要だなと思うようになりました。ただ、03番号は欲しかったので、ネットで色々調べてこのアプリにたどり着きました。まさに神アプリです!
法人向けクラウドPBXとして定評がある03plus。
個人向けの固定電話アプリと比較すると、ビジネス向け機能の多さが目を引きます。
とはいえ、類似サービスがこれだけ多いと何を基準に選べば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、03plusはどのような人に向いているのか、メリット・デメリットなどをまとめてみました。
目次
03plusとは?こんな人におすすめ!
03plus(ゼロサンプラス)とは、手持ちのスマホが固定電話代わりになるクラウドPBXの一種です。
固定電話アプリとも呼ばれており、スマホだけで市外局番付きの電話番号が取得できます。
つまり、ネット環境下であれば室内・屋外を問わずスマホから固定電話番号を使って発信・受信が可能になるのです。
とくに下記の項目に当てはまる方は、類似サービスの中でも03plusを選択されています。
▼03plusが向いている方
- 導入費用を抑えたい人
- 海外から日本への通話料金を安くしたい人
- 時間外アナウンスなど、ビジネスに特化したオプションを使いたい人
- パーク保留を使って、番号を共有している外出中のスタッフへ外線を回したい人
- 実際の使い勝手を試してから契約したい人
03plusで固定電話番号を取得するメリット
03plusのサービスは、特にビジネスシーンで電話を利用する方に多くのメリットがあります。
ここでは特に魅力的な8つのメリットをご紹介しましょう。
▼メリット
- 最短10分で固定電話番号が取得できる
- 複数人で固定電話番号を共有できる
- 外出先からFAXの送受信ができる
- 端末ごとに直通番号が設定できる
- 支店間の外線が無料内線になる
- 海外・国内間の通話料金がお得
- 法人向けの機能が充実
- 0円スタートプラン
最短10分で固定電話番号が取得できる
1つ目のメリットは、新規の固定電話番号を最短10分で取得できるという点です。
取得できる電話番号は大きく下記の3種類に分かれており、番号ポータビリティーにも対応しています。
▼取得できる電話番号の種類
- IP番号:050
- フリーダイヤル:0120/0800
- 市外局番つき固定電話番号:全国12都道府県46局番(03・06・072など)
複数人で固定電話番号を共有できる
03plusは端末ごとにIDが付帯され、1つの固定電話番号を複数人で共有できます。
外部から電話がかかってきた際にはその時に出られる人が対応できるため、取り逃がしの心配もありません。
もちろん、オフィスには固定電話を配置し、その他の従業員は各自のスマホで対応をするといった組み合わせも可能です。
なお、2つ目以降の電話番号を追加した場合は、鳴り分け設定・発信番号の選択ができます。
外出先からFAXの送受信ができる
クラウドFAXの機能を利用すれば、電話だけでなくFAXもスマホで送受信が可能になります。
発注書や企画書など、就業後に取引先から届いたFAXを確認するためだけに、オフィスに戻る必要もなくなります。
端末ごとに直通番号が設定できる
デスクごとに設置されているビジネスフォンには、それぞれ内線番号が割り振られています。
この内線番号に相当する直通番号が端末ごとに設定できるのも、03plusならではのメリットです。
▼発番される電話番号の種類
- 代表電話番号(基本ID):複数の端末で共有して発着信できる番号
- 直通番号(追加ID):特定の端末のみで発着信できる番号
支店間の外線が無料内線になる
03plusで取得した固定電話番号は、「住所が異なる複数の拠点」で共有することが可能です。
支店間の外線通話は、たとえ住所が異なっていても社内の内線扱いとなり、無料で通話できる仕組みになっています。
海外・国内間の通話料金がお得
海外に支店を構えている企業や頻繁に海外出張する方にとって、通信費の負担は大きなネック。
その点、03plusなら国内外を問わず無料の内線として活用できるのです。
ただし、下記2つの条件を満たしている場合に限ります。
▼海外・国内間で無料内線になる条件
- 同じ固定電話番号を共有している端末同士
- Wi-Fiや4Gなど、インターネット回線が安定している
とくに海外から、または国内から海外へ発信する場合はネット環境に要注意!
中には常時インターネット回線が不安定な国も多く、時間帯にも左右されがちです。
ネット環境が安定していない状態で発信または受信した場合は、通常の通話料金が発生してしまいます。
法人向けの機能が充実
なぜ03plusのユーザーは「法人」や「地方自治体」が大半を占めているのか、その理由はビジネス上ニーズの高い機能が充実しているからでしょう。
▼法人向けの機能の一例
- パーク保留:事務所で受信した外線を外出先の社員へ取り次げる
- WEB電話帳:社内の電話帳をクラウド上で共有できる
- 時間外アナウンス:休業日や営業時間外にかかってきた着信に対する音声ガイダンス
- 留守番電話:クラウド上に保管されているため、どこからでも再生できる
- 転送電話:着信を指定した電話番号に自動転送する
- 通話録音:「顧客対応力の向上」や「クレーム・訴訟リスクの軽減」に役立つ
- 受付アプリ:iPad専用の自動受付、呼び出し機能
- サービス付きシェアオフィスオプション:03番号が全国どこでも取得可能
2021年には通話録音機能が、2023年には受付アプリ機能が追加されています。
なお、サービス付きシェアオフィスオプションの登記住所プランは2023年1月25日をもって終了していますが、拠点住所プランは受付を継続中です。
詳しくは、03plus公式サイトの「更新情報」をご確認ください。
0円スタートプラン
本契約の前にリアルな使用感が試せるのも、03plusの大きなメリットです。
もちろん、初期費用・基本料・通話料など費用のすべてが無料になっています。
端末1台のみ、最大31日間といった制限はあるものの、無料トライアルが用意されている類似サービスは多くはありません。
「ショールームで数十分ほど試した程度では判断できない…」という方にオススメです。
03plusのデメリット
ここでは導入前にチェックしておきたい03plusのデメリットをご紹介します。
▼デメリット
- 発信できない番号がある
- 通話品質がインターネット環境に影響される
ただし、上記は全てのクラウドPBXにとって共通しているデメリットでもあります。
発信できない番号がある
03plusをはじめ、インターネット回線を利用するIP電話では、一部発信できない番号があります。
発信不可となっている代表的な番号は下記の2種類です。
▼発信できない番号
- 国内から第三者が所有している国際電話番号への発信
- 110、118、119などの緊急通報
ただし、第三者が所有している海外からの国際電話を受けることは可能ですし、自社が契約・登録している端末同士であれば海外からでも無料の内線扱いになります。
緊急通報をする場合はスマホの電話番号からかけるか、公衆電話や固定電話を利用するようにしましょう。
通話品質がインターネット環境に影響される
03plusに限ったことではありませんが、すべてのクラウドPBXは通信にインターネット回線を利用しています。
そのため、インターネットの接続環境が不安定だと通話品質が低下する場合があるのです。
もちろん、ネットワーク環境が安定している場合は通常の固定電話と変わらず利用することができます。
契約前には使用する可能性が高いエリアのネットワーク環境を調べてから申し込みをするのがおすすめです。
あるいは、初回はお試し期間としても利用できる「0円スタートプラン」を選択して、利用状況を確認してからその後の本契約を検討するのも良いでしょう。
他のクラウドPBXと比較!03plusの優位点は?
結論から言うと、03plusは数あるクラウドPBXの中でも特に「コストパフォーマンス」と「ビジネス機能の充実性」に優れているサービスです。
中には、より費用が格安な類似サービスもありますが、その多くは個人ユーザーを対象にしており、必要最低限の機能しか備わっていません。
ここまでビジネス向けの多機能オプションが豊富で、なおかつリーズナブルな価格帯の03plusは、稀有な存在と言えるでしょう。
03plusの料金システム
03plusでは、他社と比較してリーズナブルな料金や充実したオプション機能が特徴です。
ここでは03plusの料金システムをご紹介します。
▼03plusの料金システム(税別)
- 料金プランは大きく分けて2種類
- 導入費用(初期費用・月額料金)
- 10分かけ放題プランの料金
- 追加ID料金(初期費用・月額料金)
- 追加番号の料金
- オプション料金
料金プランは大きく分けて2種類
03plusの料金プランを大きく分類すると、下記の2種類に分けられます。
▼料金プランの種類
- 通常の通話料で課金される「基本料金」
- 1通話あたり10分までの通話料が無料になる「10分かけ放題」
契約時にどちらを選択するかで、トータル費用が変わってきます。
導入費用(初期費用・月額料金)
こちらは、通常の通話料で課金される「基本料金」に当たります。
下記の通り、03plusの初期費用は一般的なクラウドPBXの相場(1~2万円ほど)の半額以下。
さらに、契約時に年払いを選択すると初期費用に対し1,200円割引が適用されるのでおすすめです。
ここでは、1つの固定電話番号を1台の端末のみで利用する場合の導入費用についてご紹介します。
▼導入費用
- 基本IDの初期費用(契約番号付き):月払い5,000円/年払い3,800 円
- 基本IDの月額料金:月払い980円/年払い11,760円
10分かけ放題プランの料金
2つ目の料金プランは、1通話あたり10分までの通話料が無料になる「10分かけ放題」です。
▼10分かけ放題の料金
- 初期費用(契約番号付き):月払い5,000円/年払い3,800 円
- 月額料金:月払い1,980円/年払い17,760円
こちらも、契約時に年払いを選択すると初期費用に対し1,200円割引が適用されます。
なお、通話が10分を経過した際の課金額は、通常通話料金(20円/30秒)です。
追加ID料金(初期費用・月額料金)
03plusは、取得した固定電話番号を共有する端末ごとにID契約が必要です。
つまり、1つの固定電話番号を2台のスマホで併用する場合は、基本ID料金とは別に追加ID(直通番号)の料金を支払う必要があります。
▼追加ID料金
- 追加IDの初期費用(直通番号付き):月払い5,000円/年払い3,800 円
- 追加IDの月額料金:月払い700円/年払い8,400円
こちらも、契約時に限り初期費用が1,200円安くなる年払いがオススメです。
追加番号の料金
03plusでは、複数の固定電話番号を取得することも可能です。
追加番号に初期費用は発生しないものの、2つ目以降は1IDあたり200円の月額料金が必要となります。
▼追加番号の料金
- 初期費用:0円
- 月額料金:200円/月
1つ目に取得した固定電話番号と同じく、追加番号も複数の端末から発着信が可能です。
ただし、契約前に下記の注意点についても把握しておきましょう。
▼追加番号の注意点
- 基本IDだけでは申し込めない
- 取得する固定電話番号と同数のIDが必要
- 契約番号(基本ID)の他、2番号まで追加できる(全3番号)
例えば、2種類の固定電話番号を取得する場合、基本ID+追加ID×1の契約が必要となります。
オプション料金
ここでは、03plusの代表的なオプションの料金についてご紹介します。
▼オプション料金(月額)
- パーク保留機能:0円(代表番号の契約に含まれている)
- WEB電話帳(1IDあたり):280円
- 時間外アナウンス(1番号あたり):800円
- 留守番電話(1番号あたり):280円
- 転送電話(1番号あたり):500円(03plusに紐づいていない番号への転送)
- 通話録音(1番号あたり):3,000円
- 受付アプリ:初期費用3,000円/月額費用500円
- クラウドFAX(1番号または1IDあたり):500円
03plusの導入方法
最後に、03plusの具体的な利用方法をご紹介します。
- 申し込みに必要なもの
- 申し込みの流れ
申し込みに必要なもの
申し込みの際に必要となるものには以下のような種類があります。
スムーズに手続きを進めるためにも、事前に用意をしておきましょう。
▼準備品
- 利用可能な端末
- インターネット環境
- 本人確認書類
- 利用可能な端末
- 法人登録の場合の確認書類
- メールアドレス
- SMS受信ができる電話番号
利用可能な端末
03plusはiPhoneやAndroidのスマホアプリで利用することができますが、端末の機種によって利用できない場合もあるので、必ず事前に利用可能な端末かどうかをチェックしておきましょう。
公式ホームページでは、アプリの動作確認済み端末一覧が公開されています。
インターネット環境
03plusはインターネットを介した通話サービスとなっているため、できるだけ安定したインターネット環境が必要になります。
本人確認書類
本人確認に必要な書類には以下のようなものがあります。
- 運転免許証
- 個人番号カード
- 日本国パスポート
- 被保険者証
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 住民基本台帳カード
- 運転経歴証明書
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 療育手帳
その他の本人確認書類の詳細は公式ホームページでご確認ください。
法人登録の場合の確認書類
法人登録の場合に必要な確認書類には以下のようなものがあります。
- 登記事項証明書または印鑑登録証明書+定款
- 代表者の本人確認書類または担当者の本人確認資料+委任状
メールアドレス
03plusからの連絡や、申し込み審査の通知などがメールで送られてきます。
SMS受信ができる電話番号
申し込み後の連絡や、万が一パスワードを紛失した場合の認証に必要となります。
申し込みの流れ
申し込みはスマホかP Cから行うことができます。
公式ホームページの「お申し込み」ボタンから専用ページにアクセスし、画面の案内に従って操作を進めていくだけで簡単に手続きを済ませることができます。
具体的な手順は以下の通りです。
- 名前、住所など基本情報の入力
- 本人確認書類などのアップロード
- 電話番号の選択
- 支払い方法を選択(クレジットカード払い、銀行振り込みから選択)
- 入力内容の確認
申し込み完了後、審査が通過したらすぐに利用を開始することができます。
【FAQ】03plusに関するよくある質問
最後に、03plusの導入を検討されている方へ向けて、あらかじめ知っておくと役に立つ「よくある質問」をご紹介していきます。
- 現在利用中の固定電話番号は「03plus」でも使えますか?
- 住所が東京23区以外の人が03番号を利用する際の料金は?
では早速、上記のFAQについて順番に見ていきましょう。
現在利用中の固定電話番号は「03plus」でも使えますか?
番号ポータビリティ(番号移転)の対象番号であれば、03plusに切り替え後もそのまま利用することができます。
以下は、番号ポータビリティが可能な固定電話番号の一例です。
▼番号ポータビリティが可能な固定電話番号
- NTT東日本・西日本のアナログ回線で取得した固定電話番号
- NTT東日本・西日本のISDN回線で取得した固定電話番号
- アナログまたはISDN回線から番号移転した光IP電話番号
一方、新規で取得した「ひかり電話(光IP電話)」の固定電話番号は、番号ポータビリティができません。
現在ご利用中の電話番号が番号ポータビリティできるかどうかを確認するには、契約者自身が契約中の通信事業者に問い合わせる必要があります。
住所が東京23区以外の人が03番号を利用する際の料金は?
03plusでは、住所が東京23区以外でも03番号が利用できる「シェアオフィスオプション」を提供しています。
シェアオフィスオプションを契約して東京都の03番号を使用する際の料金は、「月払い」より「年払い」の方がお得になっています。
▼1番号を「月払い」で利用する料金(税別)
- 初期費用10,000円(03plus初期費用5,000円 + 拠点住所プラン初期費用 5,000円)
- 月額費用 5,780円(03plus月額費用 980円 + 拠点住所プラン月額費用 4,800円)
▼1番号を「年払い」で利用する料金(税別)
- 初期費用 16,760円(03plus月額費用980円の12か月分 + 拠点住所プラン初期費用5,000円)
- 月額費用 4,800円(拠点住所プラン月額費用)
ただし、年払いで03plus月額費用が免除されるのは初年度のみです。
2年目からは毎月03plus月額費用980円が発生します。
まとめ
03plusは、スマホで固定電話番号が使えるアプリで、近年の多様化する働き方やライフスタイルに柔軟に対応した便利なサービスを展開しています。
場所にとらわれずに電話対応ができるだけでなく、1つの番号を複数人で共有することで経費削減につながるなどのメリットもあります。
業務改善を目指す企業の方やこれから起業のため固定電話番号の契約を検討している方などにもおすすめです。
約1ヶ月間を間お試し期間として利用できる0円スタートプランも用意されているので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。