No.3

クラコール

クラコール
9.2

クラコールは、手持ちのスマホで固定電話の番号での発着信ができるようにするクラウドPBXサービスです。クラウドPBXとはインターネットを介して通話ができるようにするシステムのことで、ビジネスシーンで多く活用されています。クラコールもビジネスシーンでの利用を目的として作られたサービスです。外回りをする社員が多くて通常の固定電話を取ることがなかなか難しい場合や、会社の電話番号は固定電話のものにしたいがなるべくコストを抑えたい場合などに役立ちます。特に個人事業主として会社経営をしている場合、従業員は自分だけということも多く、電話を取るのは大変ですよね。会社の電話が上手く使いこなせていない、電話にコストがかかりすぎているという方には必見のサービスです。

本社は東京の小オフィスですが、会社の機能はほとんど埼玉のオフィスにあります。代表電話は03ですが、ほとんど転送で埼玉オフィスが受けていました。転送サービスは料金もかかるので、社内でも度々議題にあがっていました。現在はクラコールがすべて問題解決してくれています。

オフィスをフリーアドレス制にしてから固定電話の取次ぎが課題になっていました。取引先のご縁でクラコールを導入してからは、会社宛の電話を社内のどこにいても受信できるようになったのでスタッフからも好評です。

フリーダイヤルの0120番号まで携帯で受信できるので、うちのような小規模企業は本当に重宝させてもらってます。

ビジネス向きの機能満載なのに低コストが魅力

クラコールはビジネス向きのサービスとして作られているだけあって、会社での利用に便利な機能が多数あります。

例えば、営業時間外アナウンスや音声自動応答システムでの対応、通話の録音も可能ですので電話対応を効率化することができます。
何よりも注目したいのが、そのコストパフォーマンスの良さです。初期費用は無料で、サービス基本料は1ユーザーあたり月額980円となっています。
6ユーザー以降はサービス基本料が無料になるので、ユーザー数が多くなればなるほどお得になります。
通話料は固定電話への発信が3分あたり8円、携帯電話への発信が1分あたり16円となっています。中国、香港、アメリカ、カナダへの国際電話も利用することができます。

利用開始までやや時間がかかるのが難点

こういったサービスはインターネット上だけで申し込みができ、即日利用開始できるものも増えています。

しかし、クラコールの場合には利用開始までやや時間がかかるのが難点です。まずは申し込みに必要な書類一式をダウンロードして印刷し、記入したらクラコールへと郵送します。
クラコール側で確認が取れると、申込者に確認の書留が送られます。書留の受け取り後、クラコール側が利用の承認をすると利用ができるようになるのです。

申し込みをしてから実際の利用開始まで、約5日程度は時間がかかるのです。すぐにでも電話のサービスを利用したいという場合には、長く感じてしまうかもしれません。
申し込みは余裕を持って行うようにしましょう。

クラコールの総評

クラコールは完全にビジネス向きに作られたクラウドPBXシステムです。会社宛ての電話を手持ちのスマホで取ることができるので、電話を受けられないという心配がありません。

また、クラコールは初期費用がかかりません。分かりやすい料金形態になっていますし、ユーザー数が多くなるとサービス基本料が無料になるというのも嬉しい点です。
通話料金も安く、国際電話が使えるというのも大きなポイントですよね。オプションで音声自動対応のシステムを付けたり、営業時間外のアナウンスを流したりすることもできます。
電話対応業務を効率化するだけでなく、コストの削減にもつながると言えるでしょう。

特に電話対応にあまり人員と時間を割けない場合には、こういったオプションの利用も含めて検討することで業務そのものがスムーズに行えるようになります。
電話に関することでお悩みの企業は、30日間の無料トライアルを試してみましょう。じっくり試せるので導入してからの失敗を回避することができますよ。