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起業時は固定電話番号を取得すべき?固定電話アプリならスマホで固定電話番号が手に入る!
起業・独立開業時にはさまざまな準備が必要ですが、会社専用の固定電話番号もその一つ。
そこで本記事では、市外局番つき固定電話番号を取得する5つの方法をご紹介します。
スマホだけで新しい固定電話番号が取得できる固定電話アプリについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【結論】起業・開業時は固定電話番号を取得すべき!
起業・独立開業した後、経営を軌道に乗せるには「法人」として社会的な信頼を得なければなりません。
だからこそ、必須と言われているのが「市外局番つきの固定電話」なのです。
名刺にしても会社のオフィシャルサイトにしても、連絡先としてスマホの電話番号しか掲載されていない企業は、取引先として信用に値しない!と見なされかねません。
そもそも、メガバンクや地方銀行といった金融機関では、融資・法人口座の開設などの条件として固定電話番号の明記を義務づけているケースがほとんどです。
そのため、固定電話番号を取得していないというだけで「金融機関から信用されていない会社」、あるいは「融資が受けられない会社」と社会的に判断されるのは、ある意味当然かもしれません。
起業時に固定電話番号を取得するメリット
起業・独立開業時に市外局番つきの固定電話番号を取得するメリットとして、下記の4点が挙げられます。
- 社会的信頼度が上がる
- 法人登記を変更しなくて済む
- スマホ番号の漏洩防止になる
- 法人口座の開設・銀行融資に必要
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社会的信頼度が上がる
たしかに、スマホは現代のビジネスツールとして欠かせない存在ですが、社会的な信用度は固定電話ほど高くはありません。
とくに起業したばかりで取引実績がなく、なおかつ連絡先がスマホの番号のみだった場合は、下記のような誤解を招きやすいのです。
▼スマホの番号を代表電話番号にしている企業のイメージ
- ある日突然、電話番号が変更になって連絡が取れなくなるのでは?
- オフィスを構えておらず、所在不明の会社なのでは?
- 詐欺まがいの怪しい会社なのでは?
その反面、貸金業者や風俗店の場合は市外局番つきの固定電話番号よりも、050から始まるIP電話や携帯の電話番号が多用されています。
その点、固定電話番号を取得している場合は、たとえ起業直後であろうと新規営業であろうと、「事務所を構えている実在する会社」「正規のビジネスを行っている企業」と認識してもらえます。
つまり、取引先から社会的信用を得るには、住所と紐付いている市外局番つきの固定電話番号が最適なのです。
スマホの電話番号や050IP電話番号は、あくまでサブ的な連絡先として利用した方がいいでしょう。
法人登記を変更しなくて済む
法人登記を変更しなくて済むのも、起業時に固定電話番号を取得すべき理由の1つです。
たしかに、スマホの番号だけでも法人登記は可能ですが、後から固定電話番号を取得した場合は、登記の内容を変更する必要があります。
しかも、法人登記の内容を変更する手続きは非常に面倒なのが難点。
提出が義務づけられている書類も多いため、二度手間にならないよう起業時に固定電話番号を取得しておいた方がいいでしょう。
スマホ番号の漏洩防止になる
スマホ番号の漏洩防止になるのも、起業時に固定電話番号を取得しておくべき代表的な理由です。
もちろん、ビジネス専用のスマホであれば、誰に番号を知られても問題になることはないでしょう。
しかし、起業したからと言ってプライベートで使っているスマホの番号を名詞や会社のホームページに掲載するのはおすすめできません。
一般的に「スマホの電話番号=24時間OKの連絡先」と受け取られる傾向が強いため、終業後はもちろん場合によっては夜中でも仕事の緊急連絡が入る可能性が高いのです。
ちなみに、法人の登記簿は基本的に誰でも閲覧できるため、スマホの番号を世間にさらしたくない場合は、会社の固定電話番号を掲載しておく方が賢明でしょう。
法人口座の開設・銀行融資に必要
都市銀行や地方銀行などの金融機関で「法人口座の開設・融資・法人用クレジットカードの申請」を行う場合、かなりの確率で固定電話番号の記載が必須になっています。
とくに、スマホの番号だけで融資の審査が通るケースは、ほとんどありません。
消費者金融ならスマホの番号だけでも審査が通る可能性はありますが、起業に向けて銀行系の金融機関で融資を受ける計画を立てているなら、固定電話番号は必須と思っておいた方がいいでしょう。
市外局番つき固定電話番号を取得する方法5つ
「03」や「06」といった市外局番つき固定電話番号を取得する方法として、下記の5種類が挙げられます。
- NTTの加入電話
- 直収電話(ソフトバンクのおとくラインなど、NTT以外のアナログ電話)
- 光IP電話
- 03転送電話
- 固定電話アプリ(クラウドPBX)
NTTの加入電話
最も一般的で馴染み深い選択肢と言えば、何といってもNTTの加入電話でしょう。
起業時にNTT加入電話で固定電話番号を取得するメリット・デメリットは、下記の通りです。
▼メリット
- すべての電話番号にかけられる
- 通話品質が高い
- コンセントが不要の電話機であれば、停電時でも使える
▼デメリット
- 税別36,000円の電話加入権(設置負担金)が必要
- 1~2時間ほどの導入工事が必要
- 申し込みから開通まで、1~2週間ほどかかる
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直収電話
固定電話番号を取得する2つ目の方法は、直収電話です。
NTT東西が使っていない電話回線を借りて、ソフトバンクやJ:COMなどの他社キャリア提供しており、下記のようなメリット・デメリットがあります。
▼メリット
- 電話加入権が不要
- 利用料金がNTTの加入電話より安い
▼デメリット
- 利用できないADSLがある
- フリーダイヤルの一部が利用できない
光IP電話
光IP電話も固定電話番号を取得する有効な手段です。
IP電話と聞くと「050番号では?」と疑問に思われる方も多いでしょうが、光IP電話であれば「03」や「06」などの市外局番付き固定電話番号を取得することができます。
起業時にNTT加入電話で固定電話番号を取得するメリット・デメリットは、下記の通りです。
▼メリット
- 大容量の光回線を使用している分、他のIP電話より通話品質が高い
- NTTの加入電話より、基本料金や通話料金が割安
- 「緊急電話」や「0120」など、ほぼ全てのフリーダイヤルにかけられる
▼デメリット
- 利用するにはインターネット光回線の申し込みが必須
- 光回線が未導入の場合は工事が必要なので、工事までに2週間~1か月ほど待つ可能性がある
- 賃貸物件の場合は、工事に大家の許可が必要
- サービスを提供していないエリアもある
03転送電話
こちらは、「03」から始まる固定電話番号をレンタルするタイプの転送サービスです。
起業後に事業所のエリアを変更する可能性が高い人や、着信専用として固定電話電話番号を取得したい人に向いており、下記のようなメリット・デメリットがあります。
▼メリット
- 市外局番付きの固定電話番号を、持っていない人でも活用できる
- 導入時の工事が不要な分、起業したらすぐに固定電話番号を使える
▼デメリット
- 解約すると、固定電話の番号が変わってしまう
- 着信専用であることがほとんどであるため、こちらからかける場合は信用を得にくい
- 基本的に着信専用なので、発信したい方には不向き
固定電話アプリ(クラウドPBX)
固定電話アプリとは、置き型の電話機を持っていなくても、スマホさえあれば市外局番つきの固定電話番号が取得できる、新しい通信システムを指しています。
従来の電話線ではなく、インターネット回線を介して通話するクラウドPBXの一種、と言った方がイメージしやすいかもしれません。
とくに、「コスパの高さ」と「手続きの手軽さ」を重視するスタートアップ企業に選ばれています。
詳しいメリットについては後述しますが、デメリットは下記の通りです。
▼デメリット
- サービスを提供していないエリアもある
- 110番などの緊急絡先やフリーダイヤルなど、サービスによってはかけられない番号がある
クラウドPBXで固定電話番号を取得するメリット
ここまでの解説で、起業・独立開業時にはオフィス専用の市外局番つき固定電話番号を取得すべき!という事がご理解いただけたかと思います。
ここからは、起業・独立開業時に固定電話アプリで固定電話番号を取得する8つのメリットについて、順番に見ていきましょう。
- スマホだけで固定電話番号が取得できる!
- 最短10分で固定電話番号が取得できる!
- スマホで固定電話番号の発着信が可能!
- 初期費用が圧倒的に安い!
- 基本料金が格安!
- 通話料金がリーズナブル!
- 転送オプション料もスマホへの転送通話も無料!
- 1つの固定電話番号を複数端末で共有できる!
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スマホだけで固定電話番号が取得できる!
ビジネスフォンなどの置き型電話機が不要なのも、固定電話アプリならではのメリットです。
たとえプライベート用として使用中のスマホであっても、法人用の固定電話番号が取得できます。
つまり、新たに法人用として携帯を契約するコストが削減できるうえ、スマホ1台でプライベート用と法人用の番号2種類が使えるようになるのです。
これなら、取引先に個人的な電話番号を知られる心配もありません。
最短10分で固定電話番号が取得できる!
固定電話アプリは、スマホさえあれば固定電話番号が取得できるのが強み。
従来のように電話会社による工事が必要ないため、電話番号が取得できるまでの待ち時間が格段に短く、スピーディーに対応できるのです。
▼固定電話番号を取得するまでの期間
- NTTの加入電話:新たに電話回線を引く場合、工事も含めて2~3週間ほど
- 03plus:最短10分
- CITVPlus:最短10分
- クラコール:最短3日
- ナイセンクラウド:申込み確定後、3日~1週間
素早く電話番号が取得できる分、名詞の印刷や公式ホームページの開設といった準備はもちろん、営業だけ先行してスタートさせたい方にも向いています。
スマホで固定電話番号の発着信が可能!
転送サービスは、あくまで固定電話で受信した外線をスマホで通話できるようにするためのシステムです。
したがって、スマホから折り返した際は発信元である携帯電話番号が相手のナンバーディスプレイに表示されます。
その点、固定電話アプリならスマホからでも市外局番付きの固定電話番号で折り返すことができるのです。
とくに起業したばかりの頃は、新規顧客を獲得するための営業が欠かせません。
すでにパイプがある企業ならともかく、初めて営業をかける企業に信頼してもらうには、スマホからかけても相手のナンバーディスプレイに固定電話番号が表示される方が、有利に働きます。
初期費用が圧倒的に安い!
初期費用を比較してみると、その差は一目瞭然!
しかも、固定電話アプリの03plusなら0円スタートプランで試した後に本契約に至らなくても、解約金は発生しません。
▼初期費用の比較
- NTT加入電話:加入権36,000円/契約料800円/工事費2,000円~
- NTTひかり電話:11,000円
- 固定電話アプリ:03plus 5,000円(年契約で無料)/CITVPlus 5,000円~
- クラウドPBX:クラコール0円/ナイセンクラウド 11,100円(番号開設費、1番号込み)
基本料金が格安!
ランニングコストの大部分を占めているのが基本料金です。
下記の通り、市外局番つきの固定電話番号が取得できる方法4種類を比較してみると、固定電話アプリの安さが際立っているのが分かります。
▼基本料金の比較(月額)
- NTT加入電話:2,300円~2,500円
- NTTひかり電話オフィスタイプ:1,300円(3チャネル・1番号)
- 固定電話アプリ:03plus 980円/CITVPlus 980円
- クラウドPBX:クラコール1,080円(番号使用料込み)/ナイセンクラウド 2,000円~
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通話料金がリーズナブル!
通話料金が光電話と同レベルまで安くなるのも嬉しいポイント!
しかも、取得した固定電話番号を使ってスマホから発信することも可能です。
▼通話料金の比較
アナログ電話 | 固定電話アプリ&クラウドPBX | |
固定電話→固定電話 | 8円~80円/3分 | 8円/3分 |
固定電話→スマホ | 20円~40円/1分 | 17.5円/1分 |
スマホから発信 | - | 20円/30秒 |
上記の比較表では平均値を掲載しておりますが、固定電話アプリやクラウドPBXは提供元によって通話料金が異なりますので事前に確認してみましょう。
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転送オプション料もスマホへの転送通話も無料!
NTTのボイスワープを契約した場合、月額800円のオプション料金が固定費として発生し、さらにスマホへ転送された時の通話料金も「最初に着信した固定電話の持ち主」が負担しなければなりません。
一方、固定電話アプリは最初からスマホを固定電話番号の着信先として指定できるため、月額オプション料金だけでなく転送時の通話料金も発生しないのです。
もちろん、厄介な営業電話が転送されてもムダな通話料金を支払う必要はありません。
1つの固定電話番号を複数端末で共有できる!
事業が軌道に乗ってスタッフが増えたとしても大丈夫。
固定電話アプリで取得した固定電話番号は、複数スタッフの携帯電話で共有できる仕組みになっているのです。
スタッフ一人ひとりが持ち歩いている携帯電話がオフィスに常設しているビジネスフォンの代わり、といった方がイメージしやすいかもしれません。
中には、スタッフの人数分だけ内線番号を増やしてスマホ同士で無料通話ができるサービスもあります。
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起業時に固定電話番号を取得するなら03plusがおすすめ!
起業・独立開業に伴って固定電話番号を取得するなら、ビジネス向きの機能が充実している「03plus」がおすすめです。
オフィスから社員のスマホへ取り次ぐ際に便利な「パーク保留」、iPad専用の自動受付・呼び出し機能を備えた「受付アプリ」など、痒い所に手が届く機能が豊富に用意されています。
多機能タイプには珍しく、期間限定で試せる0円スタートプランが使えるのも、起業したばかりの会社に選ばれている理由なのでしょう。
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まとめ
代表電話番号は、住所と同じく会社の基本情報です。
だからこそ重要なのが、社会的信用度の高い番号かどうか。
その点、固定電話アプリなら市外局番つきの電話番号はもちろん、0120から始まるフリーダイヤルもリーズナブルな価格で取得することが可能です。
起業時に「今すぐ電話番号を取得したい!」「コストをかけたくない!」という方は、固定電話アプリを検討してみてはいかがでしょうか。