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固定電話の解約方法とリスクについて!再開する賢い方法とは?

固定電話の解約方法とリスクについて!再開する賢い方法とは?

「ほとんど使っていない固定電話を解約して通信費を節約したい!」という方も多いでしょう。とはいえ、いざ固定電話を解約するとなると不安要素があるのも事実。そこで今回は、固定電話を止める方法・解約後の影響・再開する際の賢い方法について解説します。

固定電話の解約・利用休止・一時中断の違いとは?

「ほとんど使っていない」「基本料金を支払うのがもったいない」などの理由から、固定電話の使用をやめようと検討されている方も多いのではないでしょうか?

ただし、固定電話を止める方法は「解約」だけではありません。

下記3つの選択肢から、状況に合わせて選べる仕組みになっているのです。

▼固定電話の使用をやめる方法3つ

  • 解約
  • 利用休止
  • 一時中断

まずは、それぞれの違いや発生する費用について理解しておきましょう。

固定電話の「解約」手続きとは?

固定電話を解約すると、保持している「電話の加入権」と「電話番号の使用権」が消失します。

利用中の固定電話が同じ条件下で二度と使えなくなる「完全解約」と言った方がイメージしやすいかもしれません。

なお、固定電話が解約できる対象回線は下記の4種類です。

▼解約の対象回線

  • 加入電話
  • 加入電話ライトプラン
  • INSネット64
  • INSネット64ライト

固定電話の「解約」が向いている方

固定電話の「解約」は、利用休止や一時中断とは違い工事費用が発生しないため、下記のような方におすすめの方法です。

▼固定電話の「解約」が向いている方

  • 電話の加入権を手放しても良い方
  • 利用中の電話番号を手放しても良い方
  • 工事費をかけずに手続きしたい方

なお、固定電話を解約するメリット・デメリットについては下記の記事で詳しく解説しております。

▼参考コラム:固定電話を解約するデメリットは?解約の必要はありません

固定電話の「利用休止」手続きとは?

2つ目の選択肢は、固定電話の「利用休止」手続きです。

まずは、「利用休止」のメリットとデメリットについて見てみましょう。

▼「利用休止」のメリット

  • 電話加入権(施設設置負担金)を、最大10年間残せる
  • 休止から10年間であれば、加入権を購入しなくても固定電話が再開できる

ただし、加入権を10年間残すには5年ごとの更新手続きが必要です。

▼「利用休止」のデメリット

  • 固定電話を再度利用する際、同じ電話番号が使えない
  • 2,000円の工事費が発生する

ちなみに、利用休止が可能な固定電話回線は下記の2種類で、ライトプランは対象に含まれません。

▼利用休止の対象回線

  • 加入電話
  • INSネット64

固定電話の「利用休止」が向いている方

固定電話の「利用休止」は解約とは違い、「一定期間、電話加入権が残せる」うえ「工事費が発生する」ため、下記のような方に選ばれています。

▼固定電話の「利用休止」が向いている方

  • 将来、固定電話が必要になるかも…と思っている方
  • 高額だった加入権を手放しがたい、と思っている方
  • 多少の工事費は気にならない、と思える方

固定電話の「一時中断」手続きとは?

固定電話の「一時中断」とは、文字通りあくまで一時的に使用を停止する手続きです。

▼「一時中断」のメリット

  • 期限の制限がなく、電話の加入権が残る
  • 将来的に固定電話を再開する際、同じ電話番号が使える

ただし、同じ電話番号が利用できるのは該当のエリア内のみとなっています。

▼「一時中断」のデメリット

  • 中断中も、毎月の回線使用料を支払い続ける必要がある
  • 利用条件によって2,000円~-10,000円ほどの工事費が発生する

なお、固定電話の一時中断は解約と同じくライトプランを含めた下記の4種類が対象です。

▼一時中断の対象回線

  • 加入電話
  • 加入電話ライトプラン
  • INSネット64
  • INSネット64ライト

固定電話の「一時中断」が向いている方

特筆すべきは、毎月の回線使用料が今まで通り発生するという点でしょう。

したがって、固定電話を一時中断しても最大のランニングコストである固定費の節減には繋がらないのです。

▼固定電話の「一時中断」が向いている方

  • コスト削減が目的ではない方
  • 利用中の電話番号を手放したくない方
  • 電話の加入権を、無期限で手放したくない方

目的がコスト削減なら「解約」か「利用中止」がおすすめ!

「固定電話をやめようかな…」と思っている方の多くが、費用の削減を目的に挙げています。

中でも大きなウエイトを占めているのが、使用頻度に関わらず必ず発生する基本料金でしょう。

ところが、固定電話の「一時中断」手続きを行っても、固定費のメインである基本料金は支払い続けなければなりません。

つまり、固定電話を止める目的がコストの削減なら「解約」または「利用休止」を選択すべきなのです。

Q&A!本当に固定電話を解約しても大丈夫?

固定電話を解約すると、かなりの経費削減に繋がるのは間違いありません。

その反面、「解約後に困らないのか?」という不安もつきまといます。

そこでこの段落では、固定電話の解約に関する疑問をQ&A形式でご紹介しましょう。

固定電話を解約したら災害時はどうする?

結論から言うと、固定電話を保持していようと解約しようと、地震などの災害時に電気が使えなければ状況に代わりはありません。

昔ながらの黒電話であれば停電でも利用できますが、一般的な固定電話は電源が繋がっていなければ利用できないのです。

特に、最近の固定電話はコードレスが主流ですから、長時間にわたって停電するような災害時では、むしろ携帯電話の方が活躍しています。

ただし、「万が一の備えとして選択肢を残しておきたい!」という方なら、固定電話を解約せずに残した方が良いでしょう。

固定電話を解約したらクレジットカードの審査が不利になる?

電話加入権が7万円以上だった時代、「固定電話を持っている人=社会的信用度が高い人」と解釈されていました。

7万円という金額から、当時の物価に対して「電話加入権=高価値」と認識されていたのです。

ところが、今では物価が上昇したうえ電話加入権の価格が36,000円まで値下がりし、お金を借りる際の担保にもなりません。

したがって、たとえ固定電話を持っていなくても下記のような申請・手続きに対する影響はない、と言われています。

▼固定電話がなくても申請できる手続き

  • 「クレジットカード」や「カードローン」の申し込み
  • 「パスポート」の申請
  • 「入院」の手続き

固定電話を解約したら子供の学校連絡が不便になる?

確かに、20年ほど前なら学校の電話連絡網に記載されていたのは、ほぼ全てが固定電話の番号でした。

その後、共働き家庭の増加やスマホの普及などに伴い、今では「一斉メール通信」や「携帯電話番号」などが学校連絡の主流となっているのが実情です。

したがって、固定電話の解約によって子供の学校連絡が不便になる可能性は、極めて低いと考えられます。

固定電話を解約したらFAXはどうする?

確かに、固定電話を解約するとFAXは使えなくなります。

しかし、一般的な個人宅ではFAXのニーズは低く、普及率は30~35%ほどと推定されているほどです。

一方、個人事業主やリモートワークではFAXを利用する機会も度々ありますが、メールにデータを添付すれば何の支障もありません。

固定電話を解約する方法!「NTT」の手続き

NTTの固定電話を解約する方法は、電話連絡とインターネットの2種類から選べます。

ただし、携帯電話から連絡する場合は地域によって電話番号が異なりますので注意が必要です。

▼NTT東日本

▼NTT西日本

  • 固定電話からの連絡先:局番なし116
  • 携帯電話からの連絡先:0800-2000116
  • 受付時間:9:00~17:00(土日祝日もOK)
  • ネット解約:各種お申し込み・お手続き

ちなみに「ひかり電話」を解約する場合の連絡先は、「0120-116116」となります。

固定電話を解約する方法!「SoftBank」の手続き

SoftBankの固定電話をやめる場合は、電話連絡にて「おとくライン回線の番号廃止手続き」を行います。

▼おとくラインの解約

  • 連絡先:おとくラインカスタマーセンター(0088-221-221)
  • 受付時間:平日10:00~17:00(年末年始を除く)

なお、ご利用状況によって解約の際に発生する費用が異なりますので、あらかじめコールセンターに確認しておきましょう。

▼おとくラインの注意点

  • おとくライン交換機等工事費:回線ごとに1,100円(税込)が発生する
  • 番号ポータビリティをしている:工事費1,650円(税込)が発生する
  • 割引サービスを利用している場合:利用期間によっては違約金が発生する

固定電話を解約する方法!「KDDI」の手続き

KDDIの固定電話は、電話サービスの種類ごとに連絡先が異なるのが特徴です。

▼KDDI電話の連絡先

  • ホームプラス電話:お客さまセンターに電話、または「My au」
  • ケーブルプラス電話:契約しているケーブルテレビ会社
  • ホーム電話:契約しているケーブルテレビ会社
  • KDDI-IP電話:契約しているプロバイダ
  • auひかり電話(au one netでプロバイダ契約):KDDIお客さまセンター
  • auひかり電話(au one net以外のプロバイダ):契約しているプロバイダ

ご利用のサービスによって解約手続きの方法が微妙に異なりますので、詳しくはKDDIの公式サイトを参照して下さい。

解約後に必要になったらスマホの固定電話番号取得アプリがおすすめ!

固定電話を解約した後に「やっぱり必要かも…」と感じたら、固定電話番号取得アプリという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

固定電話番号取得アプリなら加入権が不要なのはもちろん、毎月の基本料金が従来の回線よりも格安なうえ最短10分で使えるようになり、なによりスマホのみで市外局番つきの電話番号が手に入るのです。

CITVPlus 03PLUS
月額料金 980円 980円
利用できる市外局番 03/06/052など12種類 03/06/011など34種類
番号の取得期間 最短10分 最短10分
共有できる端末数 1番号を5台 基本ID+追加IDと同数/代表番号
無料範囲 転送や留守番電話など 外線を他の端末にまわせるパーク保留など
向いている人 個人宅/小規模オフィス 海外から国内への通話を無料にしたい人

CITVPlus 公式サイト
03PLUS 公式サイト

まとめ

スマートフォンの普及が拡大するにつれて、ニーズが低下している固定電話。

特に個人の住宅では、ほとんど使われていないという所も珍しくありません。

「固定費を削減したい!」という方なら、検討の余地はあるでしょう。

一方、「支払いは減らしたいけど解約するのは不安…」という場合は、従来プランから固定電話番号取得アプリへ切り替えるのも、手軽にコストが削減できる賢い方法です。