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uniConnect
uniConnectとは、uniConnect Cloud・プライベートクラウド・オンプレミスの3タイプから選べる、マルチキャリア対応のPBXシステムです。
なかでも、全サービスがクラウド環境で使える「uniConnect Cloud」の人気は非常に高く、多くの企業に選ばれています。
そこで今回は類似サービスと比較しやすいよう、uniConnectのメリット・デメリット・料金システム・導入方法などをまとめてご紹介します。
uniConnectとは?こんな人におすすめ!
uniConnect(ユニコネクト)とは、iPhone・Androidどちらのスマホでも使えるマルチキャリア対応のPBXシステムです。
サービスを提供しているエス・アンド・アイ株式会社が「スマートフォンに最適化された次世代型のPBXシステム」と謳っている通り、居場所を問わずスマホから会社の固定電話番号での発信および着信を可能にします。
とくに以下の条件に当てはまる企業には、uniConnectがおすすめです。
▼こんな人におすすめ!
- 会社の電話番号での発信/着信を、スマホで対応したい企業
- スマホにビジネスフォンの機能を搭載したい企業
- 異なるキャリアのスマホが混在する環境で、BYOD(私的デバイスの持ち込み)を導入したい企業
- フリーアドレス制を導入したい起用
- テレワーク(リモートワーク)を導入したい企業
- オフィスのレイアウト変更を頻繁に行う企業
- 固定電話を撤去して、スマホのみで固定電話番号を扱いたい企業
uniConnectで固定電話番号を取得するメリット
uniConnectで固定電話番号を取得するメリットとして、以下の4点が挙げられます。
▼uniConnectのメリット
- 3タイプから選べる
- マルチキャリア対応でBYODに最適
- 全国主要都市の市外局番に対応
- 端末数に合わせて選べる料金体系
ここからは、上記4つのメリットについて個別に解説していきます。
3タイプから選べる
uniConnectの1つ目のメリットは、用途に合わせて3タイプから選択できるという点です。
▼uniConnectのタイプ
- オンプレミス:既設の固定電話システムを、そのままスマホの内線環境として残せる
- プライベートクラウド:クラウド上にAzureやAWSなどのuniConnectを構築できる
- uniConnect Cloud:全サービスを「クラウド環境」で提供
なお、上記の中で主流なのは工事の必要がなく、手早く導入できるuniConnect Cloudになっています。
マルチキャリア対応でBYODに最適
2つ目のメリットは、マルチキャリア対応なので異なるキャリアのスマホが混在していてもBYODに適しているという点です。
BYOD(Bring Your Own Device)とは、社員がプライベートで所有しているデバイスを業務用として併用する仕組みを指しています。
BYODの方が社用スマホを支給するよりも導入費用が割安になるうえ、2台持ちの手間も省けて紛失リスクが軽減できるのが魅力です。
とはいえ、クラウドPBXの中には同一キャリアでなければ対応できないタイプもあり、その場合BYODは導入できません。
その点、uniConnect Cloudは以下の通信キャリアすべてのスマートフォンで利用できるため、BYODに最適と言えるでしょう。
▼uniConnect Cloudが使えるスマホキャリア
- 3大キャリア:NTT docomo、SoftBank、Au
- MVMOのキャリア:Yahoo!モバイル、楽天モバイルなど
全国主要都市の市外局番に対応
以下の通り、uniConnect Cloudは全国主要都市の市外局番に対応しているため、当該地域に拠点が点在している場合は、1つの代表電話番号を共有することができます。
▼利用できる市外局番
- 北海道
- 宮城県
- 首都圏
- 中京圏(愛知県、岐阜県)
- 関西圏(大阪府、京都府、兵庫県)
- 広島県
- 福岡県
ちなみに、国内で住所が異なる拠点同士の通話が無料の内線扱いとなるのはもちろん、登録済みのスマホ同士であれば海外通話も無料です。
端末数に合わせて選べる料金体系
料金プランを端末数に合わせてムダなく選べるのも、uniConnect Cloudの大きな魅力です。
具体的な料金については後述しますが、契約するユーザー数が多くなるほど1端末あたりの料金がお得になる月額制になっています。
uniConnectで固定電話番号を取得するデメリット
一方、uniConnectの主なデメリットは以下の3点です。
▼uniConnectのデメリット
- 最低利用期間は「1年」から
- 利用開始まで2週間ほどかかる
- 個人利用はNG
ここからは、上記3つのデメリットについて順番に見ていきましょう。
最低利用期間は「1年」から
月単位の契約が認められていないのは、uniConnectの代表的なデメリットと言えます。
uniConnectには利用期間に縛りがあり、最短契約期間は「1年」です。
さらに、利用開始日を問わず契約月の1日から起算される月額制になっています。
費用のムダを省くには、利用開始日が月初めになるように契約しましょう。
利用開始まで2週間ほどかかる
uniConnect の2つ目のデメリットは、申し込みから利用開始まで少なくとも2週間ほどかかるという点です。
クラウドPBXの中には、最短10分で利用可能になるサービスもあります。
今すぐ固定電話番号を取得したいという場合、uniConnect以外の類似サービスを検討した方が良いでしょう。
個人利用はNG
uniConnectは、「法人」または「個人事業主」に特化した通信サービスです。
したがって、個人宅での契約は認められていません。
uniConnect Cloudの料金システム
uniConnect Cloudの料金システムは、契約する回線数が多いほど安くなるのが特徴です。
▼uniConnect Cloudの月額利用料金(税別)
- 25 user~:1 userあたり900円
- 51 user~:1 userあたり800円
- 201 user~:1 userあたり700円
25 user未満でのご利用、および別途発生する初期費用については、個別のお問い合わせが必要です。
また、最低契約期間は1 年になっており、解約の意思表示がなければ自動更新となります。
uniConnectの導入方法
uniConnect Cloudを導入する手順は、以下の6ステップです。
- 番号ポータビリティー可否判定(1〜2営業日):手持ちの固定電話番号を移行できるか確認
- 申込書受領(1営業日):申込書に必要事項を記入して提出
- 固定回線移行手続きサービス/初期設定(最大10営業日):固定回線の移行手続き
- 管理者とユーザーのトレーニング(1〜2営業日):管理者4時間、ユーザー2時間
- 設定・登録(1営業日):スマホアカウント登録、スマホへの設定インポートなど
- 本番切り替え(1営業日):uniConnect Cloudの利用開始
まとめ
uniConnectは、全国主要都市の市街局番つき固定電話番号に対応しているPBXシステムです。
そのため、1つの代表電話番号をすべての国内拠点で併用したい、店舗間の通話を無料の内線にして通信費を節約したい企業にとっては、まさに理想的な通信サービスと言えるでしょう。
また、これまで社員が異なるキャリアのスマホを利用しているという理由でBYODの導入を諦めていた企業にも、uniConnectは有力候補となります。
PBXシステムの導入を検討されている方は、ぜひ本記事の解説を参考にしてください。