No.10

IVRy(アイブリー)

5.7

IVRy(アイブリー)とは、低予算で導入できる「電話自動応答サービス」です。

今回は、IVRy(アイブリー)とはどのようなサービスなのか、メリット・デメリット、料金プラン、導入方法などをまとめてみました。

よくある質問もご紹介していますので、電話自動応答サービスをお探しの際は、ぜひ参考にしてください。

IVRy(アイブリー)とは?こんな企業におすすめ!

IVRy(アイブリー)とは、事業者の累計アカウント数が14,000件を突破している「電話自動応答サービス」です。

IVRy(アイブリー)を導入すると、これまで人間が行っていた「電話応答」や「担当者への取次ぎ」などを自動化できるようになる分、人件費を大幅に削減できます。

とくにIVRy(アイブリー)をおすすめしたいのは、以下のような企業です。

▼IVRy(アイブリー)が向いている企業

  • スタッフの人数が少ないため、お客様からのお問い合わせに対応しきれていない企業
  • 電話対応に時間を取られて、業務が滞っている企業
  • 電話対応の人件費を削減したい企業
  • 電話対応を低コストで自動化したい企業
  • カスタマーハラスメント対策を自動で行いたい企業

株式会社Hubble様をはじめ、多くのスタートアップ企業がIVRy(アイブリー)によって電話業務の効率化を図っています。

IVRy(アイブリー)のメリット7つ

ここからは、事業者がIVRy(アイブリー)を導入することで得られる主なメリットについてご紹介していきます。

▼IVRyのメリット

  • 電話自動応答で業務を効率化
  • AI音声をテキストで自由に作成できる
  • 英語・中国語・韓国語での音声案内も可能
  • 初期費用・導入費用が0円
  • 最短5分で導入可能
  • 受電通知で連携できるツールが豊富

では早速、順番に解説していきましょう。

電話自動応答で業務を効率化

IVRyの最大の強みは、電話自動応答によって業務を大幅に効率化できる、という点でしょう。

「〇〇に関するお問い合わせは1番を…」「××に関するお問い合わせは2番を…」といった具合に、プッシュ操作や音声によって入力された情報をIVRyのコンピューターシステムが読み取り、適切に応答してくれます。

電話業務の負担や手間を削減することで、人件費が節約できるのはもちろん業務の効率がアップするのです。

▼IVRyによる業務効率化

  • 365日24時間いつでも対応できるので、ビジネスチャンスを逃さない
  • 忙しい時期や時間帯でも電話対応に煩わされることなく、本業に集中できる
  • 営業時間や店舗へのアクセス方法など、よくあるお問い合わせを自動で処理できる
  • どんな問い合わせやクレームが多いのかなど、データの収集・顧客管理が簡単にできる
  • 電話口でお客様を待たせずにすむ分、顧客満足度がアップする

AI音声をテキストで自由に作成できる

定型のテンプレートだけでなく、応答音声をテキストで自由自在に設定できるのも、IVRy(アイブリー)ならではのメリットです。

冒頭に「お電話ありがとうございます」を追加したり会社名を名乗ったり、人間が応答しているようにカスタマイズすることで、顧客からの信頼感が得やすくなります。

類似サービスは他にもありますが、AI自動読み上げ用のテキストを自社の業務内容に合わせて自由に作成できるのは、そう多くはありません。

ちなみにIVRyのAI音声は、電話による「お問い合わせ」や「受付」の窓口として利用されることを想定しているため、テキスト(文字)の読み間違いが少なく読み上げ精度の高いシステムが採用されています。

英語・中国語・韓国語での音声案内も可能

インバウンド関連の業種に適しているのも、IVRy(アイブリー)の強みです。

日本でとくに需要が高い以下の言語に対応しているため、訪日外国人の集客に繋げられます。

  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語

ちなみに音声案内を外国語で行うオプション料金は、いずれも月額1,000円になっています。

初期費用・導入費用が0円

IVRy(アイブリー)は、スマホだけで使用できる電話自動応答サービスです。

したがって、固定電話用の屋外および屋内配線工事が不要なのはもちろん、高額なビジネスフォンを購入する必要もないため、導入費用はかかりません。

なお、詳しい料金プランについては後述しますが、サービス利用に関する初期費用も0円です。

最短5分で導入可能

IVRy(アイブリー)の電話自動応答サービスは、メールアドレスと連絡が取れる電話番号さえあれば、最短5分で導入が完了します。

さらに、050番号であれば即日で新規番号を取得できるなど、迅速かつ手軽に導入できるのが魅力です。

受電通知で連携できるツールが豊富

IVRyには受電通知機能が備わっており、「どこから」「いつ」電話があって、「どのように」自動応答を完了したのかをリアルタイムで把握することができます。

しかも連携きるツールが豊富なので、利用者が日頃から使い慣れている方法を選択できるのです。

  • メール
  • LINE
  • LINE WORKS
  • Microsoft Teams
  • Slack
  • Chatwork

IVRy(アイブリー)のデメリット2つ

一方、IVRy(アイブリー)のデメリットとしては以下の2つが挙げられます。

▼IVRyのデメリット

  • イントネーションに違和感がある
  • マイナー言語には対応していない

イントネーションに違和感がある

IVRyの応答音声は、以下の2種類から選べます。

  • AI音声
  • 利用者が事前に録音した音声

AI音声を選んだ場合、人声と比べるとイントネーションが機械的なため、違和感を覚えるユーザーも多いようです。

より自然な読み上げで応答したい場合は、事前に利用者側で録音した音声を活用した方が良いでしょう。

マイナー言語には対応していない

IVRyが対応している外国語は、ニーズの高い英語・中国語・韓国語の3種類のみです。

マイナー言語に対応するには、あらかじめ利用者側で録音音声を設定しなければなりません。

IVRy(アイブリー)の料金システム

IVRy(アイブリー)の料金システムは、「基本料金+電話番号取得・維持代金+各通話料金+オプション料金」で構成されています。

基本的な料金プランは以下の3種類ですが、より高いカスタマイズ性を希望する企業さま向けにエンタープライズプランが用意されていますので、まずは問い合わせてみましょう。

スターター スタンダード アドバンス
基本料金 2,980円~/月 4,980円~/月 7,980円~/月
電話番号取得・維持代金 ・050番号:500円/月
・市外局番つき固定電話番号:980円/月
・フリーダイヤル:4,000円/月
音声案内の通話料金
※テキスト読み上げ
・050、固定電話番号の音声案内:3円/分
・フリーダイヤルの音声案内:50円/分
SMS送信 ・12円/1通(約70文字あたりで計算)
電話発信
※ブラウザ・アプリ
・固定電話、IP電話への発信:10円/分
・携帯電話への発信:25円/分
電話転送
※電話番号
▼050、固定電話番号をご利用の場合
・固定電話、IP電話への転送:13円/分
・携帯電話への転送:28円/分
▼フリーダイヤル番号をご利用の場合
・固定電話、IP電話への転送:60円/分
・携帯電話への転送:75円/分
電話転送
※ブラウザ・アプリ
・050、市外局番つき固定電話番号をご利用の場合:5円/分
・フリーダイヤル番号をご利用の場合:52円/分
メンバー追加・権限管理 ・3名まで無料
・追加1アカウントにつき500円/月
オプションの一例 ・問い合わせフォームの作成:3個まで無料、1個追加毎に500円/月
・文字起こし・AI要約:1,000/月
・受電後の通知連携(Slack、Teams、Chatwork、LINE WORKS):1,000/月

※表示価格はすべて税別です。

IVRy(アイブリー)の導入方法

IVRy(アイブリー)を導入する手順は、以下の通りです。

  1. 公式サイトにアクセスする
  2. 新規登録フォームに必要情報を入力し、状況や課題をヒアリング
  3. 対応する範囲を決め、見積もりを提案
  4. 導入スケジュールを検討
  5. 1ヵ月の無料トライアルを体験
  6. クレジットカードの情報を入力(その他の支払い方法も応相談)
  7. 本契約の申し込み

なお、IVRy(アイブリー)の契約に必要な物は以下の2点のみです。

  • メールアドレス
  • 連絡の取れる電話番号(固定電話OR携帯電話)

【FAQ】IVRy(アイブリー)に関するよくある質問

最後に、IVRy(アイブリー)に関するよくある3つの質問についてご紹介していきます。

  • IVRyのサポート体制は?
  • IVRyはパソコンが無くても利用できる?
  • IVRyにはどのような支払い方法がある?

順番に解説していきます。

IVRyのサポート体制は?

サポート体制が手厚いのも、IVRy(アイブリー)がシェアを伸ばしている理由です。

導入の手順や操作の仕方などについて不明点があった場合は、お客様のご希望に合わせた問い合わせ方法を臨機応変に選べる仕組みになっています。

  • 電話
  • チャット
  • LINE
  • 上記の他、ご希望のプラットフォーム(応相談)

IVRyはパソコンがなくても利用できる?

IVRyは、PCがなくともスマートフォンのみでのご利用が可能です。

ただし、IVRyを導入するには専用アプリをインストール後、アカウントを登録する必要があります。

手持ちのスマートフォンのOSが古いとアプリがインストールできない可能性があるため、あらかじめ確認しておきましょう。

IVRyにはどのような支払い方法がある?

IVRyの支払い方法は、原則的に以下のクレジットカードのみに限定されています。

  • JCB
  • VISA
  • AMEX
  • マスターカード

上記以外の決済方法を希望する場合は、別途お問い合わせが必要です。

まとめ

IVRy(アイブリー)は、電話対応を自動化することで業務を大幅に効率化できる優れたサービスです。

電話自動応答サービスは大手企業向きと思われがちですが、むしろスタッフ数が少ない小規模事業主や個人事業主層でシェアを伸ばしています。

低予算で電話対応業務を自動化したい場合は、IVRy(アイブリー)を検討してみてはいかがでしょうか。