固定電話の安心感をスマートフォンの気軽さで
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No.3
GoodLine
本記事では、GoodLineには他のクラウドPBXと比べてどのような強みがあるのか、どんな企業に向いているのかを分かりやすく解説していきます。なぜGoodLineは6,500社以上もの企業に選ばれているのか、その理由について深堀してみました。
新規ビジネスの立上げのため、電話のリース契約がスムーズにいきませんでした。電話でつまずくとは思ってもいなかったのですが、Goodlineを知り安心できました。見積もりも早く、対応がいいので満足しています。
在宅ワークのスタッフに向けて導入を決めました。これまで電話は転送などで対応していたのですが、時間もお金もかかっていました。今後は在宅スタッフも増やす予定なので、早めに導入を決めて正解だったと思っています。
まだ新しいサービスなので不安もありましたが、契約期間の縛りもなく、料金もわかりやすかったのでGoodlineに決めました。
GoodLineは、導入のしやすさと料金システムのシンプルさが魅力のクラウドPBXとして知られています。
だからこそ、2023年時点で導入社数が6,500社以上にものぼっているのでしょう。
そこで今回は、GoodLineには類似サービスと比べてどのような強みがあるのか、どんな企業に向いているのかを分かりやすく解説していきます。
GoodLineとは?こんな人におすすめ!
GoodLine(グッドライン)とは、電気通信事業者である株式会社Good Relationsが提供している、柔軟性の高いクラウドPBXサービスです。
なぜGoodLineは他のクラウドPBXよりも柔軟性が高いのか、その理由は導入から運用にいたるまで、あらゆる面で余計な「制約」を省いているからでしょう。
たとえば、従来の通信サービスでは必須だった導入時の設備・屋内配線がどちらも不要なうえ、内線を追加する際も増設工事を行う必要はありません。
つまり、インターネット回線さえ繋がっていれば、どこにいようとスマホから固定電話番号で発着信ができるようになるのです。
もちろん、住所が異なる本社と支店間の通話はすべて無料の内線として扱われるため、通信料の削減にもつながります。
さらに連携できるアプリ・業務システムが豊富なうえ、契約期間に縛りもありません。
これらの特徴をまとめると、以下のような企業にとってはGoodLineが有力候補となるでしょう。
▼GoodLineが向いている人
- 電話の稼働状況を、全拠点まとめて把握・分析したい企業
- 複数の拠点を構えている企業
- 営業スタッフなど、オフィス外で働く社員が多い会社
- 在宅ワークやテレワーク中でも、会社の代表電話で対応できるようにしたい企業
- 既存のシステムを変更したくない企業
GoodLineで固定電話番号を取得するメリット
GoodLineを導入すると、スマホを使って固定電話番号の発信・受信が可能になります。
番号ポータビリティによって手持ちの市外局番付き固定電話番号をそのまま使うこともできますが、新規の番号を取得することも可能です。
なお、GoodLineで固定電話番号を継続・取得するメリットとして、以下の5点が挙げられます。
▼メリット
- スマホ・アプリ・契約期間に縛りがない
- 豊富な機能が料金プラン内に標準装備されている
- 会社の固定電話が「見える化」できる
- 連携できるアプリ・システムが豊富
- 通信コストが大幅に削減できる
では早速、上記5つのメリットについて順番に見ていきましょう。
スマホ・アプリ・契約期間に縛りがない
GoodLineのメリットといえば、なんと言っても電話機・回線・アプリ・契約期間すべてにおいて縛りがないという点でしょう。
クラウドPBXの中には特定メーカーの電話機にしか対応していない、あるいは契約期間は最短1年からというタイプも珍しくありません。
その点、GoodLineは類似サービスの中でも柔軟性・自由度が群を抜いており、既存の設備や業務システムなどを継続しながら、スムーズに固定電話回線からクラウドPBXに移行できるのです。
一例として、GoodLineの公式サイトで公開されている「よくある質問」から、いくつかピックアップしてみました。
質問 | 回答 |
---|---|
スマホは、iPhoneでもアンドロイドでも利用できますか? | iPhoneでもアンドロイドでも利用可能です。 |
すでに利用中のCRMなどとの連携はできますか? | 大体のシステムとの連携が可能です。詳しくはお問い合わせください。 |
最低利用期間はありますか? | ありません。利用料は毎月末に翌月分をお支払いいただいております。 |
豊富な機能が料金プラン内に標準装備されている
2つ目のメリットは、通常であれば別途オプション料金が発生するような機能が、料金プラン内に標準装備されているという点です。
ここでは、「ビジネスフォンPBX機能」と「業務効率化 独自機能」、「WEB管理画面 管理機能」の3つのカテゴリに分けて標準装備されている機能の一例をご紹介します。
▼ビジネスフォンPBX機能の一例
- 発信番号設定:内線ごとに、発信できる固定電話番号を指定する
- 着信番号設定:内線ごとに、受信できる固定電話番号を指定する
- グループ着信:いくつかの内線をグループ化し、同時着信させる
- 通話保留転送:受信した外線を、別の内線にまわす
- 音声ガイダンス:営業時間外アナウンスなど、任意で設定できる
- キューイング(待ち呼):営業時間内の外線に対して、回線が空くまでアナウンスや音楽を流す
- IVR(自動音声応答):「○○の方は1を」など、プッシュボタンで着信を振り分ける
▼業務効率化 独自機能の一例
- 全通話録音:記録は番号ごとに再生、再生拒否、ダウンロードなどが可能
- 全通話履歴・検索:1年分の全発着信と通話の履歴
- 状況モニタリング:別拠点や外出社員の利用状況が、モニタリング画面にリアルタイムで表示される
▼WEB管理画面 管理機能の一例
- 二段階認証:ログイン時に、都度メールアドレス宛にパスワードを送信する
- IPアドレス制限:特定のIPアドレスだけに、アクセスを許可する
- チーム作成:部署や拠点など、グループごとに情報管理や通話分析を行う
会社の固定電話が「見える化」できる
会社の固定電話が「見える化」できるのは、GoodLineならではの大きな強みです。
クラウド上の管理画面で一元管理できる仕組みになっているため、たとえ離れた拠点であろうとスタッフが外出中であろうと、稼働状況を簡単に把握することができます。
▼「見える化」の具体例
- 発着信の本数を、電話番号ごとにグラフと表で表示できる
- 混雑する曜日や時間帯などを分析して、相手を待たせている時間を洗い出すことができる
- 電話番号を広告媒体ごとに使い分けることで、正確な効果測定が可能
連携できるアプリ・システムが豊富
4つ目のメリットは、さまざまなアプリ・システムと連携できるという点です。
具体的には、ニーズの高い以下のようなツールとの連携が可能なため、使い慣れていない新ツールに乗り換える必要はありません。
▼GoodLineと連携できるアプリ・システムの一例
- 「Teams」「Chatwork」「Slack」などのチャットツール
- SalesforceなどのCRM/SFA
通信コストが大幅に削減できる
GoodLineはニーズの高い機能が最初から料金プラン内に標準装備されているうえ、連携できるアプリやシステムも豊富です。
なおかつ、社員のスマホに搭載できるので社用携帯を配布する必要も、高額なビジネスフォンを購入する必要もありません。
つまり、導入費・ランニングコストの両面でコストを大幅に削減することができるのです。
国内・海外を問わず、登録している端末同士の通話がすべて無料の内線扱いになるのも、通信費の節約に大きく貢献してくれます。
GoodLineで固定電話番号を取得するデメリット
一方、GoodLineで固定電話番号を取得するデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
▼デメリット
- 対応している置型電話機はSIP電話機のみ
- 1回線のみの契約はNG
では、順番に見ていきましょう。
対応している置型電話機はSIP電話機のみ
GoodLineの1つ目のデメリットは、すべての置型電話機に対応していないという点です。
▼GoodLineに対応している電話機と対応していない電話機
- 対応可能な置型電話機:LANケーブルで接続する「SIP電話機」のみ
- 対応不可な置型電話機:黒電話やモジュラーケーブルで接続するタイプの電話機
SIP電話機は一般的なビジネスフォンに比べて安価ではあるものの、台数が多いと相当な費用を負担しなければなりません。
スマホ・タブレット・PCであれば、よほどスペックが低くない限り問題なく搭載できますが、置型電話機でGoodLineを使用する場合は注意が必要です。
1回線のみの契約はNG
GoodLineでは、1回線のみの契約が認められていません。
GoodLineの契約回線数は最低2回線からになっていますので、1回線しか必要ない会社は他のクラウドPBXを検討してみましょう。
GoodLineの料金システム
ここでは、GoodLineの料金システムを以下の2項目に分けてご紹介します。
▼GoodLineの料金
- 初期費用と月額料金
- 新規番号の取得料金と通話料金
初期費用と月額料金
GoodLineの初期費用と月額料金は以下の通りです。
なお、初期費用と月額料金は新規番号を取得する・しないにかかわらず同額になっています
利用料金プラン | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|
SOHOプラン(2内線) | 20,000円 | 3,000円 |
通常プラン(3内線~) | 10,000円 / 1内線あたり (上限 50,000円) |
基本料5,000円 + 1,000円 / 内線 |
20内線パックプラン | 50,000円 | 20,000円 |
30内線パックプラン | 50,000円 | 35,000円 |
60内線パックプラン | 要お見積り | 55,000円 |
80内線パックプラン | 要お見積り | 75,000円 |
前述したとおり、以下の料金プランにはグループ着信・通話保留転送・全通話録音など、ニーズの高い機能が含まれています。
新規番号の取得料金と通話料金
新規番号の取得料金と通話料金は、以下の通りです。
GoodLineの導入方法
GoodLineを導入する流れは、利用する番号の種類によって異なります。
▼050番号・0120番号・0800番号を利用する場合の流れ
- お申し込み・お問い合わせ:公式サイトのフォームより
- ヒアリング:電話またはWEBミーティング
- お申込み・ご契約:メールに送付された利用契約書に、記入・捺印
- アカウントの発行・送付:メールにて発行したアカウント情報とマニュアルを送付
- 設定・ご利用開始:専門スタッフが、電話、メール、ZOOMなどでサポート
▼市外局番・ご利用中の電話番号を継続する場合の流れ
- お申し込み・お問い合わせ:公式サイトのフォームより
- ヒアリング:電話またはWEBミーティング
- お申込み・ご契約:メールに送付された利用契約書に、記入・捺印
- アダプタ送付:キャリア電話番号とGoodLineの接続に使用
- アカウントの発行・送付:メールにて発行したアカウント情報とマニュアルを送付
- 設定・ご利用開始:専門スタッフが、電話、メール、ZOOMなどでサポート
まとめ
GoodLineは、数あるクラウドPBXの中でも自由度が際立っており、導入しやすいサービスとして定評があります。
とくに、「複雑な料金システムは苦手…」「別途オプション料金を払うと割高いになりそう…」と思われている方にとっては、ニーズの高い機能がまるごと標準装備されているGoodLineがおすすめです。
契約期間に縛りがないため、数週間や1か月など「短期間だけ利用したい!」という企業さまにとっても、有力候補になるでしょう。