固定電話の安心感をスマートフォンの気軽さで

   

カテゴリー:使い方

スマホを固定電話化して使うことはできる?

固定電話はいらない!?スマホを固定電話に活用!

「スマホが固定電話の代わりになれば、どんなに便利だろう…」と思ったことはありませんか?確かに、一昔前より置き型の電話機を利用する機会が減っているのは周知の事実。だからと言って、固定電話を解約して市外局番つきの電話番号を手放すのは、個人住宅にとっても法人にとってもリスクを伴います。そこで今回は、固定電話と連動させてスマホを子機化し、外出中に市外局番つきの電話番号で発着信する方法についてご紹介します。

スマートフォンが固定電話の子機になる!スマホ連動とは?

携帯電話の普及が進み、すでに所有率が1人1台の時代を迎えているとも言われています。

その一方で固定電話を利用する機会は急減しており、「解約しても良いのでは?」と悩んでいる方も多いようです。

確かに固定電話には下記のようなメリットがありますが、活躍する場面が限られているからそこ不要論が根強いのでしょう。

▼固定電話のメリット

  • 防犯性が高い:紛失やウイルス感染によるデジタルデータの盗難などのリスクが低い
  • 災害時のリクスヘッジとして有効:電話線さえ繋がっていれば、電波が混み合っていても使える

とはいえ、解約して固定電話の番号を手放してしまうと「ローンの審査に悪影響になるかも…」「法人として社会的信頼が疑われそう…」といった不安が拭えません。

そこで注目されているのが、スマホを固定電話の代わりとして使用する「スマホ連動」という新しい活用方法です。

「スマホ連動」とは、手持ちのスマートフォンを固定電話のコードレス子機として代用する方法を指しており、「スマホの固定電話化」「スマホの子機化」とも呼ばれています。

スマホを固定電話の代わりにする「代替え利用」が向いている人

下記の条件に1つでも当てはまる方は、スマホを固定電話の代わりに使用することで利便性が格段にアップします。

▼スマホの代替え利用が向いている人

  • 固定電話の必要性に疑問を感じている人
  • 固定電話の利用頻度が低い反面、解約リスクが不安な人
  • スマホだけで十分なのでは?と疑っている人
  • 場所に捕らわれず、固定電話番号で発着信したい人
  • 固定電話を、よりフレキシブルに使いこなしたい人
  • 大家族や法人など複数の端末を使う際、身内同士を内線化して通話料金を節約したい人

スマホを固定電話の代わりに利用するメリット:個人住宅編

固定電話の不要論は、法人よりも個人住宅の方が顕著なのが実情です。

まずは、個人住宅における代表的なメリットについて見てみましょう。

▼個人住宅で導入するメリット

  • 外出中に固定電話にかかってきた電話をスマホで受けられる
  • 外出中でもスマホから固定電話番号で発信できる
  • 1台のスマホで携帯電話番号と固定電話番号の両方を併用できる
  • 受信したFAXをスマホの画面で確認できる
  • 登録した端末同士なら、通話料金が無料の内線扱いになる
  • 留守番中の子供を迷惑電話やセールス電話から守ることができる
  • 詐欺のリスクヘッジになる

個人住宅ならではのメリットとして注目すべきは、迷惑電話や詐欺のリスクヘッジになるという点でしょう。

お年寄りや小さなお子さんが留守番をしているご家庭は、オレオレ詐欺や還付金詐欺グループにとって格好のターゲットになっているという調査結果が報告されているのです。

スマホを固定電話の代わりに利用するメリット:法人オフィス編

法人には上記でご紹介した個人住宅のメリットに加え、下記のような利点があります。

▼法人オフィスで導入するメリット

  • 1つの固定電話番号を、異なる場所にいる複数スタッフで共有できる
  • 電話番の人件費が浮く
  • リモートワークに適している
  • スマホから取引先に発信した際、相手のディスプレイに固定電話番号が表示される
  • ビジネスフォン並みの機能がスマホで使える
  • 毎月の固定費から通話料金まで、加入電話よりもが割安になる(電話アプリ限定)

特に近年では在宅ワークを導入する企業が増えており、この風潮は今後も継続する見通しです。

だからこそ、スマホを固定電話の代わりにする新しい通信システムは、フリーランスの個人事業主から大規模コールセンターに至るまで、規模を問わず全ての法人で導入されているのでしょう。

スマホを固定電話の代わりに利用する方法

スマートフォンを固定電話の子機として代用する方法は、下記の2種類から選べます。

▼固定電話にスマホを連動させる方法

  • スマホ連動機能を備えた固定電話機を購入する
  • 固定電話アプリでスマホに固定電話の番号を追加する

なお、ガラケーやSIMなしスマホを固定電話の子機として代替えする方法については、下記の記事で詳しく解説しております。

スマホ連動機能を備えた固定電話機を購入する

1つ目は、市販されている「スマホ連動機能つき固定電話機」を購入する方法です。

下記の通り、わずか2ステップで手持ちのスマホが固定電話の代わりとして利用できるようになります。

▼手順

  1. スマホに専用のアプリをダウンロードする
  2. アプリの内部設定から、スマホと連動させたい固定電話番号を登録する

連動させた固定電話の回線を使ってスマホから発信する仕組みになっていますので、通話料金はスマホではなく固定電話として発生します。

ちなみに、タイプを大きく分類すると下記の4種類に分けられ、スマホとは別に最初からコードレス子機がセットになっている機種がほとんどです。

▼タイプ別の特徴

  • コードレスのみ
  • 置き型電話機+コードレス子機
  • FAX機能つきの置き型電話機+コードレス子機
  • プリンター機能を備えた複合機タイプの置き型電話機+コードレス子機

中にはアプリをダウンロードして子機化できるスマホの台数に制限が設けられている機種もあるので、あらかじめリサーチしておきましょう。

スマホ連動機能つき電話機の料金相場

スマホ連動機能つき電話機はとても便利なツールではあるものの、導入費用が割高になりがちなのが最大の難点。

しかも、下記の一例を見て分かる通り価格帯は1万円以下~5万円以上までと幅広く、相場はあってないようなモノです。

▼スマホ連動機能つき固定電話機の一例(税込み)

  • シャープ(SHARP)デジタルコードレス電話機 JD-S08CL-R:6,680円
  • パナソニック(Panasonic)RU・RU・RU デジタルコードレス電話機 VE-GDW54DL:22,800円
  • パイオニア(Pioneer)デジタルコードレス電話機TF-FD35W:44,000円
  • パナソニック(Panasonic)おたっくす KX-PD102DL:45,800円
  • ブラザー工業(BROTHER)PRIVIO インクジェット複合機 MFC-J4940DN:50,000円

子機の台数に加え下記のような特殊機能が多く備わっているほど高額になりますが、本来であれば支払うべき電話会社への月額オプション料金を節約することができます。

▼代表的な機能

  • 迷惑電話防止
  • 通話録音
  • ナンバーディスプレイ
  • 留守番電話
  • ドアホン接続

固定電話アプリでスマホに固定電話の番号を追加する

2つ目は、手持ちのスマホに固定電話アプリをダウンロードして、市外局番つきの電話番号を取得する方法です。

ほとんどのサービスで番号ポータビリティに対応していますので、使用中の固定電話番号を変更する必要もありません。

▼固定電話アプリのメリット

  • スマホだけで固定電話の番号(市外局番つき)が取得できる
  • 登録済みの端末同士であれば、海外から国内への通話料金が無料になるアプリもある
  • 月額料金と通話料金の両方が、加入電話より割安になる
  • 時間外アナウンスや担当者へまわすパーク保留など、法人向けのオプションが充実している

なぜ固定電話アプリは転送が内線化されて無料になるのか?

留守中に固定電話で受けた着信を外出中のスタッフが携帯しているスマホへ転送する場合、たとえセールス電話だったとしても転送オプション料金と通話料金の支払義務を負うのは、あくまで固定電話の契約者です。

▼転送電話の固定費の比較(税別)

  • 加入電話:500円/月額
  • ひかり電話:500円/月額
  • 固定電話アプリ:基本的に無料(基本メニューに含まれている)

しかも、固定電話からスマホへ転送した時に発生する通話料金は、割高に設定されています。

▼転送時の通話料金の比較

固定電話 ひかり電話 固定電話アプリ
固定→固定 8.5円~160円/3分 8円/3分 無料の内線扱い/時間制限なし
固定→スマホ 16円/1分 16円/1分 無料の内線扱い/時間制限なし
スマホ→スマホ × × 無料の内線扱い/時間制限なし

一方、固定電話アプリには初めから転送という概念がありません。

登録済みの端末同士であれば屋内・屋外を問わずオフィス内の内線として扱われるため、「月額オプション料金」も「通話料金」も発生しないのです。

代替利用として人気の固定電話アプリ2選!

ここでは、個人住と法人それぞれに適した固定電話アプリをご紹介します。

▼人気の固定電話アプリ

  • 法人オフィス向け:03PLUS
  • 個人宅向け:CITVPlus

法人としてスマホと固定電話を連動させるなら「03plus」がオススメ

03plus

03plusは、フリーランスから大規模コールセンターまであらゆる規模の法人から圧倒的に支持されているのが特徴です。その理由は、何と言っても痒いところに手が届く法人向けのオプションが揃っているから。「導入前にスタッフの意見を聞いてみたい!」というオーナー様に向けて、無料のトライアル制度も用意されています。

▼03plus のメリット

  • 使用感が試せる「0円スタートプラン」が設けられている(25日間限定)
  • シェアが業界トップレベルで、全国46の市外局番に対応
  • 複数の電話番号を取得できる(鳴り分け設定あり)
  • 1つの電話番号を、複数の端末で同時着信できる
  • 法人向けのオプションが豊富
  • 番号を共有しているスマホへまわせるパーク保留
  • 登録している端末同士なら、海外から日本への通話料金が節約できる

個人でスマホと固定電話を連動させるなら「CITVPlus」がオススメ

CITVPlus

申し込み方法をはじめ、使い方や料金システムにいたるまで全てがシンプルなのがCITVPlusの強み。デジタル機器が苦手な方でも簡単に扱える仕様になっています。iOSに限り、1台のスマホで2番号まで取得できるのも人気の理由なのでしょう。2世帯住宅で使い分けたい、自宅用と副業用で分けたいという方にも最適です。

▼CITVPlusのメリット

  • 料金システムがシンプルで分かりやすい
  • 最大5台の端末が登録できるので、単身世帯から大家族まで対応できる
  • 転送や留守番電話など、ニーズの高いオプション料金が無料
  • 基本料金が月額980円(業界最安値レベル)
  • 工事が不要なので、固定電話番号が最短10分で取得できる

まとめ

固定電話の代わりとしてスマホを活用する方法は、個人住宅にとっても法人にとっても多くのメリットが得られる新しい通信システムです。

例えて言うなら、家電やビジネスフォンを持ち歩くようなモノ。

「固定電話は滅多に利用しないけど、市外局番つきの番号を手放すのは不安…」、あるいは「ビジネスチャンスは逃したくないが電話番の人件費は削減したい!」と悩んでいるなら、導入してみる価値は十分にあるはずです。